冬期休暇明けはコレステロール値の急上昇に注意?

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 クリスマスや年末年始の休暇中に豪華な食事を存分に楽しんだ後は、コレステロール値が大幅に上昇し、高コレステロール血症を発症するリスクも6倍になることが、コペンハーゲン大学病院(デンマーク)のAnne Langsted氏らの研究で明らかになった。研究の詳細は「Atherosclerosis」2018年12月19日オンライン版に掲載された。

 この研究は、コペンハーゲンの一般住民を対象とした観察研究(Copenhagen General Population Study)に参加し、脂質異常症の治療薬を服用していない成人2万5,764人を対象としたもの。総コレステロール値とLDL-コレステロール(LDL-C)値について、5~6月に測定した値と12月~翌年1月に測定した値を比較検討した。

 その結果、5~6月に測定したコレステロール値に比べて、12月~翌年1月に測定した総コレステロール値は平均で15%上昇し、LDL-C値は20%上昇したことが分かった。特に、クリスマス休暇直後に当たる1月の第1週に測定したコレステロール値をみると、10人中9人に高コレステロール血症が認められた。さらに、この時期は、その他の時期に比べて高コレステロール血症リスクが6倍にもなることが明らかになった。

 これらの結果について、Langsted氏は「クリスマス休暇中の高脂肪の食事は、コレステロール値に影響する可能性が高いことを強く示唆するものだ。これほど多くの人に高コレステロール血症がみられたのは驚きだった」とコメントしている。また、同氏らの研究グループは「既にコレステロール値が高い人は、休暇中は普段よりもコレステロール値に気を付けて食事に気を配る必要がある」と述べている。

 論文の共著者でコペンハーゲン大学のSigne Vedel-Krogh氏は「クリスマス休暇明けの検査でコレステロール値が高かった人は、1年以内に再検査を受けたほうがよいだろう」と述べている。しかし、こうした時期にコレステロール値を測定すれば高い数値が出やすい可能性があることを、患者も医師も知っておく必要がある。その上で、同氏は「クリスマスや年末年始の直後には、高コレステロール血症を診断するのは避けた方がよい」と助言している。

[2019年1月2日/HealthDayNews]Copyright (c) 2019HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら

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