使用率75%、米国の腫瘍専門医はNGSをどう使う?

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 米国の腫瘍専門医はどのように次世代シークエンス(NGS)検査を用いているのか。主要施設の腫瘍専門医を対象にした米国国立衛生研究所(NHI)の共同研究が、JCO Precision Oncology誌2018年11月13日号に発表された。

 この研究は、2017年に全国的に代表されるがん専門医のサンプルに郵送された、がん治療における精密医学の全国調査のデータを使用し、解析された(n=1,281、協力率=38%)。

 主な結果は以下のとおり。

・治療方針決定のために12ヵ月以内に、NGS検査を利用した腫瘍専門医は75.6%であった。
・使用しているNGSの数は、28.2%の腫瘍専門医が1種、31.7%が2種、23.3%が3種、16.7%が4種以上、と回答した(商業用11種、非商業用1種の中から選択)。
・使用している臨床像については、34.0%の腫瘍専門医が進行・難治性、28.2%が希少がん、29.1%が原発不明がん、と回答した。
・使用目的については、33.5%の腫瘍専門医がFDAの承認治療への指針、29.1%が臨床試験の適格性の判断、17.5%がFDAの承認外使用の決定のため、と回答した。
・NGS検査の結果が治療推奨を提供する頻度は、26.8%の腫瘍専門医がしばしば(often)、52.4%が時には(sometimes)、20.8%がまれに(rarely)、と回答した。
・NGS検査を使用する可能性が高かった腫瘍専門医は、50歳未満の腫瘍学者、月に50人超の患者を診察する、などであった。

(ケアネット 細田 雅之)

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