女性の顔のしわ、食習慣と関連

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ケアネット

女性の顔のしわ、食習慣と関連のイメージ

 顔のしわに対するさまざまな食習慣の影響についてはほとんど知られていない。オランダ・エラスムス大学医療センターのSelma Mekic氏らは、地域の高齢者を対象とした集団ベースコホート研究において、食習慣が女性の顔のしわに影響していることを明らかにした。横断研究のため因果関係を証明することはできず、健康志向の行動が結果に影響した可能性はあるものの、著者は、「健康的な食事が顔のしわを減らすと強調すれば、世界的な疾患予防戦略は恩恵にあずかるかもしれない」とまとめている。Journal of the American Academy of Dermatology誌オンライン版2018年3月27日号掲載の報告。

 研究グループは、地域の高齢者を対象としたRotterdam Studyの参加者2,753例を対象に、食事と顔のしわとの関連を調査した。

 しわは、顔写真から顔の皮膚全体に占める割合としてデジタル的に定量化した。食事の評価には食物摂取頻度調査票(Food Frequency Questionnaire)を用い、Dutch Healthy Diet Index(DHDI)のアドヒアランスを算出するとともに、主成分分析(PCA)を用いて男女別に関連する摂取食品を抽出した。

 すべての摂取食品ならびにDHDIとしわの重症度との関連について、多変量線形回帰分析を行った。

 主な結果は以下のとおり。

・オランダのガイドラインの高い遵守度は、女性の顔のしわの少なさと相関していた。
・男性では、同様の相関はみられなかった。
・PCAの結果、女性は赤身の肉やスナック類の摂取が多い人にしわが多かった。一方で、果物の摂取が多い人は、しわが少なかった。

(ケアネット)

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