前立腺がん治療薬で初 カソデックスOD錠が承認取得

提供元:ケアネット

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公開日:2013/08/22

 

 アストラゼネカは20日、前立腺がん治療薬「カソデックス(一般名:ビカルタミド)錠80mg」の新たな剤形として口腔内崩壊錠(以下、OD錠:Orally Disintegrating Tablet)を採用した「カソデックスOD錠80mg」の承認を8月15日に取得したと発表した。

 カソデックス錠80mgは1日1回1錠投与の非ステロイド性抗アンドロゲン剤。前立腺がんの治療における内分泌療法の中心的な薬剤として10年を超える臨床実績を有している。今回、新たな剤形として承認を取得したカソデックスOD錠80mgは、前立腺がんの治療薬では初めてのOD錠となる。

 カソデックスOD錠80mgは、唾液または水で飲み込んで服用する。口の中で溶けるため通常の錠剤よりも服用しやすいのが特徴となっている。高齢の患者の場合はとくに薬剤を飲み込むことが難しくなるほか、複数の薬剤を服用する機会も増えるため、そのような患者のコンプライアンスの向上を期待できるという。

詳細はプレスリリースへ
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/Article/20130820