転移性前立腺がんに対する原発巣への放射線治療:ランダム化第III相試験、「転移の少ない転移性前立腺がんで原発巣への放射線治療は生存期間を延長」(解説:宮嶋 哲 氏)-1053

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2019/05/27

本記事のコメンテーター

宮嶋 哲( みやじま あきら ) 氏

東海大学医学部外科学系腎泌尿器科学 主任教授

STAMPEDE試験は、multi-armかつmulti-stageに設定した第III相ランダム化大規模比較臨床試験である。本試験は英国とスイスにおいて新たに診断された転移性前立腺がん2,061例(年齢中央値:68歳)を対象に、原発巣である前立腺への放射線照射が全生存期間延長に寄与するのか検討を行ったSTAMPEDE試験の1つである。本試験では、標準治療群、または標準治療+前立腺への放射線照射併用群の2群にランダム化している。放射線照射は連日…

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