LDL-コレステロール低下療法後の残余リスクは?(解説:平山 篤志 氏)-1027

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2019/04/22

本記事のコメンテーター

平山 篤志( ひらやま あつし ) 氏

大阪複十字病院 内科

J-CLEAR評議員

スタチン、コレステロール吸収阻害薬、そしてPCSK-9阻害薬と、これまではLDL-コレステロール(LDL-C)を低下させることにより心血管イベントが低下することが明らかにされてきた。しかし、それでもまだゼロにならないので、残余リスクと呼ばれている。その1つが、中性脂肪、トリグリセライド(TG)である。TGが高くなるのは、リポプロテインリパーゼ(LPL)活性の低下により中性脂肪が分解されず、結果としてHDL-コレステロールが…

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