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Dr.名郷のコモンディジーズ常識のウソ <必ず遭遇する壁>

ますます快調!頭痛・下腹部痛・糖尿病など身近な疾患に新たな視点がもたらされます !

シリーズ名
Dr.名郷のコモンディジーズ常識のウソシリーズ
診療科
内科 
収録内容
1>頭痛
2>女性の下腹部痛
3>糖尿病
講師
名郷 直樹
収録時間
166 分
価格
5,000円 +税
発行日
2006-07-07
商品コード
CND0051

1>頭痛


片頭痛の患者さんは非常に多く、トリプタンの登場以来治療は様変わりしてきていますが、問診・診察の重要性に変わりはありません。限られた診察時間のなかでも髄膜炎などの深刻な疾患を見逃さず、適切な診断と治療を行うための問診・診察の要点を中心に解説していただきます。
【症例】
32歳男性。15歳頃から月に0〜3回程度の頻度で片頭痛のある患者さん。当日も朝起きたときから片頭痛があった。痛みの性状や程度はいつもと同じくらいで、「ガンガンするような感じで、頭を割って中身を出したい」とのことです。いつもの頭痛薬(エキセドリン)を飲んでも効かないので横になって再び眠りにつき、昼過ぎに再度起きたときにもやはり同じ痛みがあり、夜になっても治らないため19時頃に救急外来を受診。

2>女性の下腹部痛
虫垂炎の疑いがある患者さんをもとに「ベイズの定理」を学習していきます。 ベイズの定理とは、大まかに言えば「何かが起こる可能性を、その事柄の過去の発生頻度を使って推測する」という理論で、EBMの基幹をなす考え方のひとつです。近年では、Google、Microsoft、Intelなどが、このベイズの定理を利用したアルゴリズムで高い成果を達成していることでも注目されています。番組では、このベイズの定理を簡単な計算だけで、あるいは全く計算しないで日常診療に生かしていく方法を伝授します。
【症例】
65歳と25歳の女性患者さんが登場。前日から右下腹部痛があり、救急車で来院。しかし、あなたはそのとき重症患者を診ていてしばらく手が離せません。バイタルは安定しているとの報告だったため、とりあえず採血と腹部CTをオーダーしました。これらの検査、特にCTの結果によって、どのように「虫垂炎らしさ」が推移するのかを見積もってみてください。

3>糖尿病
糖尿病などの慢性疾患の場合、薬効のあるなしといった「サロゲートエンドポイント」ではなく、虚血性心疾患や脳卒中といった危険な合併症を減らすという「トゥルーエンドポイント」をきちんと把握して治療にあたることが重要です。糖尿病に関するエビデンスといえばUGDPやUKPDSなどが有名で、結果も含めてよく知られていますが、実はそれらを仔細に検討すると、意外な治療法が大きな選択肢として導き出されることがわかってきました。本編を見れば、日常の糖尿病診療に新たな視点がもたらされるはずです
【症例】
50歳男性。検診で糖尿を指摘され外来を受診。HbA1cは7.8。やや肥満あり、血圧やや高め。父親が心筋梗塞により50代で死亡している。モノフィラメントテスト正常、尿中微量アルブミン陰性。タバコは1日20本×30年間吸っている。

名郷 直樹 ( なごう なおき )氏 武蔵国分寺公園クリニック院長 J-CLEAR理事

1986年自治医大卒。名古屋第二赤十字病院研修医を経て,'88年より作手村国民健康保険診療所で僻地診療所医療に従事。'92年自治医大地域医療学で循環器疾患の疫学研究、Evidence Based Medicineを学ぶ。'95年作手村国民健康保険診療所所長。2003年4月より社団法人地域医療振興協会地域医療研修センター長。2005年より東京北社会保険病院 臨床研修センター長。2011年6月より医療法人社団実幸会 武蔵国分寺公園クリニック院長。現在に至る。 著書:『EBM実践ワークブック―よりよい治療をめざして』(南江堂)『気負わず毎日使えるEBM超実践法』(金原出版)など。

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