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イワケンの「極論で語る感染症内科」講義

ガイドラインにしばられるな!臨床で頼りになるのは自分の頭だけだ!

診療科
感染症内科  内科  循環器内科/心臓血管外科  消化器科  呼吸器科 
収録内容
第1回 なぜ極論が必要なのか?
第2回 あなたはなぜその抗菌薬を出すのか
第3回 その非劣性試験は何のためか
第4回 急性咽頭炎の診療戦略のシナリオを変えろ!
第5回 肺炎・髄膜炎 その抗菌薬で本当にいいのか?
第6回 CRPは何のために測るのか
第7回 急性細菌性腸炎 菌を殺すことで患者は治るのか
第8回 ピロリ菌は除菌すべきか
第9回 カテ感染 院内感染を許容するな
第10回 インフルエンザ 検査と薬の必要性を考えろ
第11回 HIV/AIDS 医療者が知っておくべきHIV/AIDS診療の今
講師
岩田 健太郎
収録時間
178分
価格
9,000円 +税
発行日
2016-08-07
商品コード
CND0243

きょく ろん 【極論】
1.極端な議論。また,そのような議論をすること。極言。
2.つきつめたところまで論ずること。           大辞林第3版(三省堂)

イワケンこと岩田健太郎氏が感染症内科・抗菌薬について極論で語ります。
「この疾患にはこの抗菌薬」とガイドラインどおりに安易に選択していませんか?それぞれ異なった背景を持つ患者にルーチンの抗菌薬というのは存在するはずがありません。抗菌薬が持つ特性や副作用のリスクなどを突き詰めて考え、相対比較をしながら目の前の患者に最適なものを特定することこそが、抗菌薬を選択するということ。イワケン節でその思考法をたたきこんでいきます。

※本DVDの内容は、丸善出版で人気の「極論で語る」シリーズの講義版です。
 書籍「極論で語る感染症内科」は2016年1月丸善出版より刊行されています。
  http://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/book_data/search/9784621089781.html

第1回 なぜ極論が必要なのか?


抗菌薬選択、感染症治療に関してなぜ“極論”が必要なのかをイワケンが語ります。
これまでの感染症の診断・治療の問題点を指摘しながら、どういう方向に向かっていかなければならないのか、何をすればよいのかを示していきます。
“感染症とはなにか”が理解できる内容です。

第2回 あなたはなぜその抗菌薬を出すのか
抗菌薬を処方するとき、何を基準に選択していますか?ほとんどの場合において「スペクトラム」を基準にしていることが多いのではないでしょうか?
否。本当にそれでいいのでしょうか。
移行性、時間依存性、濃度依存性などの抗菌薬が持つ特性や副作用のリスクなどを突き詰めて考え、、相対比較をしながら最適なものを特定することこそが、抗菌薬を選択するということ。
イワケン節でその思考法をたたきこみます。

第3回 その非劣性試験は何のためか
近年耳にする機会が増えている「非劣性試験」。
既存薬よりも新薬の効果のほうが劣っていないことを示す試験で、新薬が主要な治療効果以外に何らかの点で優れているということを前提としてが実施するものである。
本来患者の恩恵のために行われるべきこの試験が価値をもたらすことは当然ある。
しかしながら、臨床的には意味の小さいいわゆる「me too drug」を増やす道具になりかねないということも、また事実である。
この試験のあり方にイワケンが警鐘を鳴らす。

第4回 急性咽頭炎の診療戦略のシナリオを変えろ!
いよいよ疾患の診療戦略に入っていきます。まずは誰もが診たことのある急性咽頭炎。
急性咽頭炎の診療において、溶連菌迅速検査の結果が陽性の場合は、抗菌薬(ペニシリン系)を投与を使用し、陰性の場合は、伝染性単核球症などとして、抗菌薬を使用しないという治療戦略が一般的。しかし、細菌性の急性咽頭炎の原因菌は「溶連菌」だけではなかった!つまり、検査が陰性であっても、抗菌薬が必要な場合もある!ではそれをどのように見つけ、診断し、治療するのか?イワケンが明確にお答えします。

第5回 肺炎・髄膜炎 その抗菌薬で本当にいいのか?
今回は、肺炎と髄膜炎の診療戦略について見ていきます。
風邪と肺炎の見極めはどうするか?グラム染色と尿中抗原検査、その有用性は?
また、髄膜炎のセクションでは、抗菌薬の選択についてイワケンが一刀両断。
細菌性髄膜炎の治療に推奨されているカルバペネム。この薬が第1選択となったその理由を知っていますか?そこに矛盾はないでしょうか?ガイドライン通りに安易に選択していると、痛い目を見るかもしれません。
番組最後には耐性菌についても言及していきます。

第6回 CRPは何のために測るのか
炎症の指標であるCRPと白血球は感染症診療において多用されている。
多くの医療者は感染症を診るときに、白血球とCRPしか見ていない。CRPが高いと感染症と判断し、ある数値を超えると一律入院と決めている医療機関もある。
しかし、それで本当に感染症の評価ができていると言えるのだろうか。
実例を挙げながらCRP測定の意義を問う。

第7回 急性細菌性腸炎 菌を殺すことで患者は治るのか
細菌性腸炎の主な原因菌は「カンピロバクター」。
カンピロバクターはマクロライドに感受性がある。
しかし、臨床医として、安易にマクロライドを処方する判断をすべきではない。
抗菌薬で下痢の原因菌を殺し、その抗菌薬で下痢を起こす・・・。その治療法は正しいといえるのか?
イワケン自身がカンピロバクター腸炎に罹患したときの経験を含めて解説します。

第8回 ピロリ菌は除菌すべきか
世の中は「ピロリ菌がいれば、とりあえず除菌」といった圧力が強い。ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍、さらには胃がんなど多様な疾患の原因となる菌であるからだ。
一方で、ピロリ菌は病気から身を守ってくれている存在でもあるのだ。
そのピロリ菌をやみくもに除菌することの是非を、イワケンの深い思考力で論じる。

第9回 カテ感染 院内感染を許容するな
カテーテルを抜去して解熱、改善すればカテ感染(CRBSI:catheter-related blood stream infection)と定義する日本のガイドライン。
また、カテ感染はカテーテルの感染であると勘違いされている。
そんな間違いだらけの日本のカテ感染の診療に、イワケンが切り込む。
限りなくゼロにできるカテ感染(CRBSI)。感染が起こることを許容すべきではない。

第10回 インフルエンザ 検査と薬の必要性を考えろ
インフルエンザの診療において迅速キットを使って診断、そして、陽性であれば抗インフルエンザ薬。そんなルーチン化した診療にイワケンが待ったをかける。
今一度検査と抗インフルエンザ薬の必要性と意義を考えてみるべきではないだろうか。
また、イワケンの治療戦略の1つである、「漢方薬」についても解説する。

第11回 HIV/AIDS 医療者が知っておくべきHIV/AIDS診療の今
HIV/AIDSの診療は劇的に進化し、薬を飲み続けてさえいれば天寿をまっとうすることも可能となった。

そのため、HIV/AIDS診療を専門としない医師であっても、そのほかの病気や、妊娠・出産などのライフイベントで、HIV感染者を診療する機会が増えてきているはず。
その患者が受診したとき、あなたはどう対応するのか。そう、医療者として、“患者差別”は許されない!普段通りの診療をすればいいのだ。しかしながら、薬の相互作用や患者心理など、気をつけるべきことを知っておく必要はある。その点を中心に解説する。

岩田 健太郎 ( いわた けんたろう )氏 神戸大学 感染症内科 教授

1997年島根医科大学卒業、沖縄中部病院研修医。1998年ニューヨーク市コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医。2001年米国内科専門医、ニューヨーク市ベス・イスラエル病院感染症フェロー。2002年ロンドン大学熱帯医学衛生学修士課程入学。2003年中国北京SOSクリニック家庭医、米国感染症専門医。2004年より亀田総合病院総合診療部感染症内科。2008年より現職。神戸大学都市安全研究センター 医療リスクマネジメント分野。神戸大学大学院医学研究科 微生物感染症学講座感染治療学分野を兼任。 著書:『抗菌薬の考え方・使い方』(中外医学社 共著)、『悪魔の味方 米国医療の現場から』(克誠堂出版)、『感染症外来の帰還』(医学書院)など多数。

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